指定管理者の方や、これから指定管理者を目指す方のための情報サイト
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中東情勢の緊迫化に伴い、ホルムズ海峡の封鎖という厳しい状況が続いています。事態の収束時期は見通せず、仮に解決したとしても、物流が以前の状態に戻るまでにはかなりの時間を要するでしょう。指定管理者のみなさんに、意識していただきたいのは「物資調達のリスク」です。
1. 「流通の目詰まり」への警戒
政府は現在、石油製品について「流通の目詰まり」という表現で現状を説明しています。しかし、過
去のコロナ禍におけるマスク不足や、昨年の米不足の際にも、当初は同様の見解が示されていました。
状況が急速に悪化する可能性を想定し、先手のアクションが求められます。
2. 管理運営に不可欠な「石油由来製品」の確認
施設の管理運営において、石油(ナフサ等)を原料とする備品や消耗品は多岐にわたります。まずは
以下の項目を中心に、みなさんの施設の必需品をピックアップしてください。
■消耗品: ゴミ袋、作業用手袋、洗剤
■環境維持: 化学肥料、プランター、防草シート
■スポーツ施設では: ラケット、ボール、マット類
可能であれば、これらの在庫を通常よりも厚めに保有することを検討してください。
3. 外部委託先との連携強化
外部委託先が使用する資機材(清掃用具、肥料、燃料等)も石油の影響を強く受けます。外部委託先
に対し、「できる限りのストック確保」を早めに依頼・相談しておくことが、業務の停滞を防ぐ鍵となり
ます。
「危機管理」というと、地震や火災、事故への対応に目が向きがちです。しかし、予見される物資不足に対し、先を見越して備蓄を行い、施設運営への支障を最小限に抑えることも、極めて重要な危機管理能力だと思います。(2026.5.1)