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プレゼンは弁論大会ではありません。したがって、説明の上手・下手が審査に直接影響するわけではなく、多少説明が下手でも、審査委員に自らが作成した事業計画書の趣旨をある程度理解してもらえれば十分だと考えてください。
■ゆっくりしゃべってください。
緊張すると早口になりがちですが、必ずゆっくりしゃべってください。説明者本人が気をつけることはもちろんですが、説明者以外の出席者も、ゆっくり説明できているかどうかをチェックし、もし、早くりになりかけている場合は、背中をたたくなどの合図をあらかじめ定めておいて、説明者が早口にならないよう協力してください。
■全部、説明する必要はありません。
膨大な事業計画書を短い時間で全部は説明できません。ポイントを絞って説明してください。ポイントを絞った結果、全く説明できない部分が出てきますが、これは問題ありません。利便性の向上や利用者を増やす取り組み、地域住民との連携などを中心に説明してください。
■まず、ページを指定してから説明を行なってください。
ポイントを絞って説明するわけですから、必ず、「○○ページをご覧ください」といった上で、審査委員が当該ページを開いたのを確認して、説明を始めてください。
以上のことを実行すればよいのですが、ページを指定しつつ、ゆっくりとしゃべって説明すると、たいていは時間が不足します。必ず何回か練習して、制限時間内に終了できるようにしてください。時間が不足する場合は、しゃべり方を早めるのではなく、説明内容を減らして、時間を短縮してください。
プレゼンに自信のない方はあらかじめ全文原稿を用意し、それを読む形でもかまいません。プレゼンは事業計画書の趣旨を審査委員に説明する場であって、面接試験ではないので、原稿を読みながら説明したからといってマイナス点にはなりません。
なお、私が知っている限り、新宿区や横須賀市、佐賀県などはプレゼンを一般公開しています。指定管理者選定の透明度を高めるため、プレゼンを公開する自治体は今後も少しずつ増えてくると考えられます。近くでプレゼンが公開されていれば、一度、見学に行くことをお薦めします。
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