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事業計画書の説明が終わると、次は審査委員からの質問の時間になります。質問に対する回答にも留意事項が何点かあります。
■簡潔に回答してください。
質問は審査委員が事業計画書の内容を理解するための時間です。したがって、聞かれた内容以外のことを答えて時間を浪費することは審査委員の印象を悪くします。
■質問をある程度は想定してください。
できれば、審査委員の立場に立って、どのような質問をするか想定してください。
基本的には、公認会計士なら収支関係、利用者代表なら施設の利用(特に多くの利用者が不便だと考えていること)というようにそれぞれの委員の得意分野から出ますので、審査委員の肩書を見ながら想定するとよいと思います。
また、みなさんが案外回答できないのが大きな質問(今回の指定管理に応募した動機、施設の将来ビジョンなど)です。指定管理者に応募した動機が「儲けるため」というのではちょっと寂しすぎます。「○○の管理運営を通じて●●の分野で地域に貢献したい。」と回答できるようにしておいてください。
■想定外の質問が出てもあわてずに
どんなに準備しても、想定外の質問を100%防ぐことはできません。すぐに答えが出ない場合は「少し時間をください」といってタイムをかけることが可能です。特に数字関係で答えに確証がない場合は、タイムをかけて、出席者全員で確認してください。
また、場合によっては、出席者のひとりが会場の外へ出て、携帯電話で社員に確認することもできますので、特に事業計画書を分担して作成している場合などは、出席できない作成者は、社内でいつでも連絡が取れるよう待機しておくと出席される方も安心できると思います。
なお、持っている知識で、全く回答でいないことに無理に回答する必要はありません。「申し訳ありませんが、○○については知識がありません。」と素直に答える方が、傷が浅いことが多いと思います。
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