先進事例

 仕事柄、多くの指定管理者の先進事例を目にするので、少しくらいのことでは驚かなくなっているのですが、埼玉県所沢市の図書館が近隣コンビニで本の貸出や返却を可能にしたのには久しぶりに驚かされました。

 

  図書館利用者は1回に2〜3冊くらいは本を借ります。したがって、例えば、土曜日に5人が本を借りに来て、5人が本を返しにくるだけで20冊程度の本がコンビニに滞留する可能性があります。スペースが少ない店舗で、本のようなかさばる物を一時保管することをコンビニがよく了解したなと思いますし、逆に言うと、コンビニの了解をとるために、図書館側が本の回収を人員をかけてこまめに行うことを約束しているはずです。ほかにも、貸出に当たっては、貸出カード預かりや本人確認などコンビニ側の多くの負担があり、コンビニを説得するのに相当な苦労があったと思います。

  コンビニは24時間365日利用可能なので、協力が得られると非常に大きな力になります。みなさんも、コンビニとの連携はぜひ考えてみてください。

  なお、参考までに21年度に報道された先進事例の中で、私が工夫していると感じ、かつ、次回公募時に大きなポイントにつながると思うアイディアを5つ挙げておきます。  

 室蘭市総合福祉センター(北海道)   高齢者の口腔ケア
 県民の森(岩手県)   夏休み自由研究サポートダイヤルの設置
 伏見港公園(京都府)  病院と連携した健康サポート事業
 浜松城(静岡県)   天守閣からの花火見物
 栗林公園(香川県)  8カ国言語による音声案内システムの導入

 

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