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民間企業の方は企画書や提案書を作成する場合、パワーポイントを使うことが多いと思います。ところが自治体ではワード(一太郎)を使うことがほとんどです。この理由は民間の方と自治体職員の発想の違いにあります。
民間企業(おそらく外郭団体も同じだと思います。)で企画書等を作成する場合、「こんなことができる。」「こんなメリットがある。」などの「実施する内容」や「結果」が最も重要です。このため、これらを簡単に強調できるパワーポイントが使用されることが多いのでしょう。
一方、自治体では、何か新しい企画・立案を行う場合「なぜ行うのか」という「理由(理屈)」が「内容」、「結果」と同じくらい重要です。「理由(理屈)」を細かく説明することは、パワーポイントよりもむしろワードの方が適しているため、ワードが使われているのです。
これは、指定管理者の選定の場合も同じです。自主事業やイベントに「何の脈絡もなくこれとこれとこれを実施します。」と記載している事業計画書をよく見ますが、ひとつひとつの自主事業やイベントの内容がどんなにすばらしくても、「なぜ行うか」という「理由(理屈)がないと自治体職員から高い評価を得ることは困難です。例えば、「高齢者の利用が少ないので、高齢者をターゲットとした○○を実施します。」というように、自主事業やイベントには理由(理屈)をセットで記載するということを忘れないでください。