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友人に誘われ、代々木体育館で女子バレーボール世界選手権(日本VSブラジル)を見に行きました。正直、バレーボールにそんなに興味があるわけではないのですが、選手の気迫がひしひしと伝わってきて、ゲームが終わる頃には声が枯れるほどのめり込んでいました。悔しい逆転負け(あと1点取れば勝っていたマッチポイントで点が取れなかった)を喫して呆然としているはずなのに、スタンドに一礼して出て行った竹下選手、木村選手らには観客席が総立ちで拍手をおくっていました。
そして、次の日は、これも友人に誘われ、サッカーJ2のゲームを見に行きました。こちらは、応援しているチームが勝ったのですが、率直に言って、内容には緊迫感がなく、いかにも消化試合というゲームに見えました。
サッカー選手が決して手を抜いているわけではなく、真剣に戦っているはずです。けれども、観客から見ると、だらだらとしたゲームに見えているのも事実で、これは、プロなのですから、ゲームを見る側ではなく、プレーする側がかなんらかの改善を行う必要があると思います。
話は変わりますが、施設の管理運営も全く同じような気がします。職員のみなさんは、一生懸命努力していると思いますが、それがお客様に伝わっているかどうかは別問題で、伝わっていないとすれば、もっともっと伝える努力や工夫が必要です。
このように考えると、イベントや自主事業の企画も別の発想が出てきます。例えば、最近、よく実施されているバックヤードツアー(舞台裏の機器など一般の利用者が普段立ち入れない場所の見学会)は、単に珍しい場所を見せるだけではなく、「照明、音響技術の難しさや苦労」を紹介するという観点もありうるのではないでしょうか。
お客さまにみなさんの努力を感じてもらい、施設のファンが増えて、利用者数も増加するという仕組みを構築できれば、それは指定管理者として、自治体から高い評価を受けることは間違いありません。