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令和時代が始まりました。史上初の10連休で、みなさん多忙であったと思います。連休明けはしばらく楽をしたいという気持ちはよく理解できますが、多くの人々が連休で散財して、特に、公園や体育施設などは、しばらく足が遠のくのではと言われています。5月中下旬に大きな反動がないようにだけは留意してください。
ところで、令和元年にはラグビーワールドカップ、令和2年には東京オリンピック・パラリンピックと大きなスポーツイベントが国内で続きます(加えて、関西地区では令和3年にワールドマスターズゲームが開催されます。)。
これに関連して、最近、「自治体からラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックに関連した事業を実施してほしいとの要請を受けたが、どのような事業を実施すればよいかよくわからない」という趣旨の質問を何件かいただきました。
今さら、ワールドカップやオリンピックに出場するような選手を育成する時間はありません(そのような役割を求められている施設もほとんどないはずです。)。
では、どのような理屈で実施すれば自治体が納得するのかということですが、国外でも世界
的規模のスポーツ大会が開催されると、国内のスポーツへの関心が高まります。ましてや今回は、国内で開催されるのですから、リオデジャネイロやピョンチャンでのオリンピック以上に「スポーツをやってみたい。」という住民が増えることが想定されますので、「スポーツへの住民の関心の高まりを受け止める事業を実施する」ということを説明すれば、ほとんどの自治体担当者を納得させることができるはずです。
ピョンチャンオリンピックでは、国内でも銅メダルを受賞したカーリングへの関心が高まったように、具体的には、オリンピックで活躍することが想定される種目について、一般住民向けやジュニア向けのスポーツ教室を開催する(または開催回数を増やす)ということでよいのではないかと思います。(別に、講師が元オリンピック選手・コーチではなくてもかまいません)
なお、全く別の話ですが、東京オリンピック・パラリンピックでは、日本全国の多くの市町村で、参加国選手の合宿や練習試合などが行われる関係で、夏は自治体職員が非常に多忙になります。このため、令和2年に指定管理の公募がある施設の中には、前回の公募とは大幅に日程が変更される(例えば、前回8月であった公募が5月に前倒しされる)ケースがかなりあるのではという話が自治体関係者から聞こえてきます。令和2年に公募がある施設の方は、公募が早まる可能性を想定しておいた方がよいと思います。(2019.5.6)